幼稚園入園前までのおむつはずしは常識?焦らずにじっくりがコツ!

9月も後少し、季節は秋になりましたね。

幼稚園入園まで約半年、おむつはずしがまだ完了していなくて不安というママさんも多いのではないでしょうか?

希望する園がおむつNGだったり、お友達がおむつを卒業していたりすると、まだ半年あるといっても焦ってしまいますよね。

実際のところ、入園してからもおむつがはずれていない子はいるのでしょうか?
おむつはずしを完了するために今からできることはあるのでしょうか?

小学1年の息子を持つ筆者が経験を踏まえて、おむつはずしのコツと親の心構えについて解説します。

 

幼稚園年少さんでおむつがはずれない子はいるの?

ズバリ言って、クラスに数人はいます。

息子が通っていたクラスにも2,3人はいました。

 

おむつがはずれた子でも、お漏らしして着替えて帰ってくることはよくあることで、息子も何回か幼稚園のパンツに履き替えて帰ってきました。

 

特に早生まれの子どもだと、3歳になりたてで幼稚園に入園する子もいますよね。

 

幼少期は、月齢によっても成長に差が大きく出る時期であることは、幼稚園側も十分に承知していることなので、過度に心配しなくても大丈夫です。

 

年少さんの1年間をかけて、おむつ卒業する!という気持ちでトイトレに臨みましょう。

多くの子どもが年中さんになる頃にはパンツで過ごすことができるようになりますよ。


幼稚園の対応は意外と協力的!?【入園前に確認したいこと】

おむつ登園が可能なのか、不可なのかは幼稚園によって違います。

願書を出す前の幼稚園選びの時期に、園や上の兄弟がいるママ友に確認しておくといいです。

 

私の息子は9月の時点で全くおむつはずしが完了する気配がなかったので、強制的にパンツ登園という幼稚園ではなく、先生や園の体制がトイトレに協力的で、最初はおむつでもOKな幼稚園に入園しました。

ただ息子が入園した幼稚園は6月にプールがあり、おむつ使用の子はプールには入れず、外で水遊びになるということだったので、6月までにはなんとかおむつを卒業したいと思っていました。

実際は息子が入園する年にコロナ禍になってしまったので、6月入園となりプールもなかったのですが…。

 

幼稚園は教育の現場なので、保育をする保育園とは違います。

トイレなどの生活習慣は家庭の教育でというのが幼稚園と保育園の違いです。

 

ですが、実際のところは、先生方もトイトレが不完全なのは仕方がないという認識で、協力してくれる幼稚園の方が多いと感じました。

 

トイトレ成功のポイントは、子どものタイミングと親の覚悟

 

とはいえ、入園前にトイトレは完了しておきたいというのが、親の本音ではないでしょうか?

 

もちろんそれは、子どもに自信を持って幼稚園生活に臨んでほしいという親心からでしょう。


入園まで半年のこの時期に、できるトイトレには何があるでしょうか?

 

それは、親が覚悟を持つということです。

 

忙しいのに掃除は大変。カーペットに漏らされたら…。

部屋で漏らされたらと思って、なかなか家でパンツを履かせることにふんぎりがつかない人が多いですよね。

 

子どものタイミングもありますから、意を決してパンツを履かせても、うまくいかないときもあります。

でも、覚悟を決めて子どもの成長に向き合っていくと決めたとき、子どもにもそれは伝わりますよ。

 

入園まで数ヶ月なら試してほしい!【いきなりパンツ】

 

入園前に試してほしいのは、家でおむつを使わずパンツで過ごしてみるということです。

 

この時期は、トイレでおしっこが出ることに成功している子どもも多いと思います。

 

おしっこをするのはトイレだという自覚が出始めた時期には、親が腹をくくって子どもにパンツで過ごさせてみることがトイトレを進める大きな一歩になります。

 

実際の私の体験談です。

 

12月生まれの息子は入園前の9月時点で2歳9ヶ月。プレ幼稚園に通っていました。

家では完全におむつで過ごして、週1日のプレの日だけ、園ではパンツにしていました。

タイミングを見てトイレに連れて行っても、なかなか成功はしません。

パンツにしたら、確実に床にしてしまうのは目に見えていました。

なので、なかなか自分の踏ん切りがつかず、おむつに頼る毎日でした。

3歳まであと1ヶ月の11月、ちょうど願書を出したくらいでしょうか?

入園を見据え、3歳までにトイレでできるようにしようと意を決して、息子に話しました。

「これからはパンツで過ごそうね。」と。

結果、1日目は、やはり床におしっこをしてしまいましたが、2日目、3日目と進めていくうちにトイレでできることが増えていき、1週間後にはほぼおむつなしで過ごすことができるようになりました。

この体験から、親が本気にならないと、なかなか子どもには伝わらないことを学びました。

 

おむつはずしには親の覚悟が必要です。

 

そして子どものタイミング

 

この2つがそろったときに、おむつははずれます。

 

子どものタイミングを見極めることは難しいですが、親が本気で子どもと向き合える時間を作り、失敗もどーんとこいと受け止められるようになることがトイトレ完了への近道です。


トイトレ中の外出先は公園がおすすめ

今日からパンツにする!と決めたら、日中は同じ条件で過ごすことが大切なので、なるべく予定のない日を見計らって、実行しましょう。

 

とはいえ、子どもと家にこもりきりなのもストレスになりますよね。

そこで外出先としておすすめしたいのは、近所の公園です。

 

公園なら外ですし、もし失敗してしまっても、水をかけるなどすれば大丈夫です。

水道もトイレも併設している公園が良いです。

 

公園で遊んでいるときも、子どもは集中しているとトイレに行くことを忘れてしまうので、こまめな声掛けをしましょう。

 

子どもを叱らないで【タイミングは親の余裕のある時】

 

トイトレの基本で、どんなに子どもが失敗しても決して叱らないというのは有名な話ですね。

 

親が覚悟を持って、今日からパンツで行く!と決めたのなら、『叱らない』を徹底することが大事です。

 

なので、自分に少し余裕ができたときに実行しましょう。

親の心が落ち着いているとき=子どもの心も穏やかなときが多いです。

 

それでもおむつがはずれなかったら?

おむつはずれは子どもの発達成長のタイミングがあるので、なかなかうまく行かないことも多いですよね。

 

もしも、幼稚園入園までにおむつがはずれなくても、気にすることはありません。

 

幼稚園側も年少さんに完璧を求めてはいないですし、それで親が責められることもありません。

 

年中さんになるまで1年かけてパンツで生活できるようになればいいんです。

 

集団の力は大きいので、お友達がみんなパンツを履いていると刺激を受けて、だんだんおむつがはずれていきます。

 

今おむつがはずれていなくても、長い目で見ていつかはできると子どもを信じましょう。

子どもにプレッシャーをかけて自己肯定感を下げてしまうことだけはしないでくださいね。

 

まとめ

幼稚園入園前のおむつはずしの不安を解消するまとめです。

 

  • 幼稚園に入園してもおむつがはずれない子はクラスに数人はいる。
  • 幼稚園選びの際に、おむつ使用が可能か不可能か幼稚園やママ友に確認すること。
  • おむつがはずれていなくても、トイトレに協力的な園もある。
  • トイトレの成功のポイントは子どものタイミングと親の覚悟
  • 入園まで半年あれば、親の心が落ち着いているときに、子どもにパンツ生活を始めさせると良い。
  • トイトレ中の外出先でおすすめなのは近所の公園。
  • 失敗しても叱らないことが大事
  • 集団の力は大きいので、入園してから他のお友達に刺激を受けておむつが外れることもある。
  • 今、おむつがはずれていなくても、長い目で見て、子どもを信じることが大事。
  • 子どもにプレッシャーをかけて、自己肯定感を下げないように。



幼稚園に入園すると、少しだけ子どもから手が離れます。

入園前の親子の蜜月時間を十分に楽しんでくださいね。